2012.06.17

廃墟趣味とは

俺が中学の時、同級生にお寺の息子がいました。
バスケ部でクラスの人気者で、俺とは縁遠い位置にいた男でした。
やんちゃで遊び人なキャラの男だったので、あれが将来坊さんになるとは
どうにも想像が付かなかったのですが、彼も今では子供もでき、
立派に坊さんをやっているようです。

そんな彼のお寺兼実家、当時は超山奥にあったのですが、
現在は麓の国道近くに新しく建てたブルジョア極まりないお寺に移転して
営業を続けています。


話は変わってこの俺、
知っての通り廃墟鑑賞が趣味の一つだったりするんですが、
ある日とある廃墟探索サイトを見ていたら




前述の彼の昔のお寺兼実家が
廃墟として紹介されていた。





……


いやー、これはちょっと凹みました…。
何つーか、
「お前の趣味ってそういうことなんだぜ」って言われた感じ。
結局建造物ってのは、主を失った瞬間死ぬんですな。
その死体が弔われず葬られずに置き去りにされたもの、それが廃墟。
そんな死体を有難がって、すげーかっけーこえー言って楽しむのが
俺らみたいな人間の趣味。
ゲス野郎っすよ。


やめねえけどな!!w


ていうか、昔の家放置だったんだ、っていう驚きがまず。
恐らく山奥すぎて重機とか入れられなくて壊せなかったんでしょうな。
プライバシーとか諸々保護のため詳細は書きません。
興味があったら探してみて下さい。


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Posted at 22:04 | サブカル | COM(0) | TB(1) |
2010.03.24

川南造船所跡

Twitterでもつぶやきましたけども。

人気の廃虚「川南造船所跡」を撤去へ 佐賀・伊万里市

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結局のところ、廃墟マニアが無断で入り込んで危ないから壊そうという、
マニアが自分で自分の首を絞めた形なんでしょうけれども。

ラブホ跡とかボーリング場跡とかならともかく、
これってれっきとした歴史遺産じゃないですか。
人が入って危ないなら、入らないように閉め出してでも、
こういうものはきっちり地域で保護していかなきゃならんと思うわけです。
マニアが文句言おうが、守る事の方が大事です。
むしろ歴史の解説とかちゃんと付けて、観光遺産として残しておきゃいいじゃないですか。
人が多く来る場所になれば無断で入ろうって輩も減るでしょうし。
一億円以上も予算があるんだったら、そういう方向に使うべきです。
危ないからって安易に壊すって発想はいただけませんな~。
何とかして残してもらえないもんかな。

Posted at 22:37 | サブカル | COM(0) | TB(0) |
2007.10.07

奔別炭鉱

PA061434.jpg

昨日は天気が良く、なおかつ親父の車が使えたので、一人で車を飛ばして以前から気になっていた三笠市の「奔別炭鉱」を見に行ってきました。

今出ている号の「ワンダーJAPAN」に載っていたうろ覚えの地図を頼りに、三笠のさらに奥、幾春別まで行ったところであの高櫓を発見。
街の中心部からすぐ見えるところにあるんですね、あれ。よそ者からすれば凄い光景でも、地元の人にとって見れば全くもって当たり前の存在であり、その辺の感覚のギャップが少し面白かったり。

これまでに見たどの廃墟よりも高く、天に伸びるその威容は流石という他はありませんでしたね。
執拗なまでに入り組んだ鉄骨が織りなすリズムは官能的ですらあり、廃墟における美というものをまざまざと見せつけられた思いでした。
しかしながら、その美しいむき出しの鉄骨は、閉山間際に起こった爆発事故で外壁が吹き飛んでしまったことによる副産物的なものであり、そう考えると何とも皮肉な気もしました。

こういう物件を訪ねたあとは、必ず手を合わせてお祈りをすることにしています。
勝手に踏み込ませていただいた建造物へのお詫びとお礼、そして今回は事故で亡くなった人々への慰霊の意も込めて。

例によってMixiで写真を公開しています。
ついでに以前紹介した沼東小のさらに奥にある発電所の写真も併せて公開しましたので、そちらもよければ是非。
http://mixi.jp/view_album.pl?id=5849413&mode=photo
http://mixi.jp/view_album.pl?id=5849146&mode=photo


おまけ。
PA061463.jpg

帰りに美唄林業試験場に寄って採ったタマゴタケ。
味噌汁にして食べました。結構おいしかった。
Posted at 20:15 | サブカル | COM(0) | TB(0) |
2007.09.04

沼東小学校

自分、美唄の廃墟好きを名乗っておきながら、今まで一度もあの超有名物件に足を踏み入れてなかったことにふと気づきまして。
そう、円形校舎でおなじみの「沼東小学校(しょうとうしょうがっこう)」。ググれば沢山出てきます。

奇跡体験アンビリーバボーなんかで紹介されたこともある心霊スポットで、ものすごーく邪悪な霊が棲んでいてとてもヤバい…とのことですが、まあそう言わないと番組が作れないんでしょうってことで、霊感のない俺には関係なし。大体別にそんないわく付きの物件でもない、ただの廃校だし。
ていうかね、結局気持ちの持ちようなんだと思います。多分、いらっしゃるんでしょう色々と。しかしそういう方々に対して興味本位で向かおうとするから変な呪いだ祟りだって話しになるわけで、「あなた方のお住まいを、申し訳ありませんが少しだけ見せていただけませんか」くらいの気持ちで行けば何も大したことは起こらないと思うんですよね。

それよりも、炭坑時代の遺産としての価値、そして北海道初の円形校舎の、中心に螺旋階段を据えた建造物としての造形美。俺が興味があるのはそこなわけです。
平日に何やってんだ暇人がって感じですが、もう短い夏も終わってしまうし、晴れた空に背中を押されて、えっちらおっちら自転車こいで我路の山ん中まで行ってきてしまいました。

俺、ここの何となくの場所は分かってたのですが(スキー場の裏手。小学校の頃のスキー授業の時とか、レストハウスの脇から遠くに校舎が見えていた)、アプローチの方法を知らなくて。
スキー場周辺をうろうろしていると、ちょっと行きすぎたところに脇道に入る小さな小道を発見。まだ小さな車なら何とか行けそうな道から段々と細くなり、最終的には獣道のごとき様相を呈した道を歩いていくと、色んな廃墟サイトや本でお目にかかる、骨組みのみになった体育館がお出迎え。
P9041449.jpg

そんでもってさらに奥に行くとついにありました、円形校舎さま。
P9041486.jpg

草木が生い茂りすぎてて全体像が捕らえられないのをお許し下さい。
しかし、やっぱすげー。
前のバイオセンターもあれはあれでいいけど、こっちはやはり歴史の重みが違う。炭坑と共に歩んだ栄枯盛衰の歴史がずっしりと。
一階こそ薄暗いし半分以上水没してるしで不気味ではあるものの、二階三階はぐるり360度から光が入って、さわやかとさえ言える雰囲気(…は、ねえな一般人には)。かつてはここで学んでいたであろう子供達の笑い声が聞こえて…きたらそれは非常にまずいのでアレですが、そんな感じもして何ともノスタルジック。
有名な螺旋階段の上の明かり取りの窓も実に綺麗で、有名になるだけのことはある実に見事な物件でした。

しかしねえ…有名物件の避けられない運命、それが落書き。
すんげー無粋。雰囲気ぶちこわしですよ。こんな歴史的建造物に落書きする神経とか信じられないっすわ。お前ら原爆ドーム行っても同じ事すんのかと。
しかし、SOS団のマークまであるあたり、相当最近まで人が出入りしてたんでしょうなぁ。

例によってMixiのアルバムにまとめたので、興味のある方は見てやっておくんなまし。
http://mixi.jp/view_album.pl?id=4559074&mode=photo
実はここよりもっと奥に浄水場の跡があって、そっちもなかなかに凄い物件だったんですが、それはまたの機会に。



しかし、行ってから気づいたんですが、美唄の山って最近すんげー熊さんが出るんですよね…。
正直、霊よりもそっちの方がよっぽど怖かったっすわ…。
Posted at 23:21 | サブカル | COM(4) | TB(0) |
2007.08.19

夏の廃墟

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世間ではライジングサンだコミケだと慌ただしい昨今、夏晴れの爽やかな今日に俺は一人、以前からまとめて写真を撮りまくって来たい!と思っていた美唄の知られざる廃墟スポット、(株)富士食品美唄バイオセンター跡に行ってまいりました。
嗚呼、我ながら何と暗い夏…orz

しかし、やっぱりすんげー良かった。
広大な敷地内一面にセイタカアワダチソウがぶわーっと咲き乱れて、その中に立ち並ぶ廃墟の群れ。つかの間の非現実へのトリップ。出た後もしばらく放心状態になるほどのエネルギーがありました。
やっぱ廃墟は夏の晴れた日に見るに限る。俺は別にああいうとこに心霊スポット的な不気味さは求めてないんです。捨て去られたものだけが持つ切ない美しさと虚無感が好きなのですよ。(流石に内部はちょっと不気味でしたが)

取り急ぎMixiのフォトアルバム機能で一部をまとめてみたので、興味のある人は見てみて下さい。
いずれHPの方にもまとめて…
しかし、めんどくさい…。

http://mixi.jp/view_album.pl?id=3828827

Posted at 18:39 | サブカル | COM(4) | TB(0) |