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2006.03.02

Ampeg SVT-VR

NAMM SHOW 2006において、Ampegが注目の新製品を発表しましたね。
何かというとこの、SVT-VR。

http://www.sonicstate.com/news/shownews.cfm?newsid=2692

これは、ベースアンプ史上最も偉大なる名器「Ampeg SVT」の70年代のモデルのリイシューなんですね。当時、ギターアンプの高出力化に伴い、ベースアンプも更なる出力の強化が求められていた時代に、初めて300Wの出力を実現して、世界中のミュージシャンに愛用されたモデルです。
現在は流通量が非常に少なく、売っててもかなり高価なので、リイシューモデルの発売は歓迎すべきことと言えるでしょうね。例の電気用品安全法のせいで、これからますます入手し辛くなるでしょうし。

しかし気になるのはやはり、「当時の音はどれだけ再現されているのか?」という点でしょうね。
「当時の音だろうが今の音だろうが、音が良ければいいんじゃねーの」という意見もあるんでしょうが、思うにベースアンプという物において、古いものの持つ良さというのはいろいろありますが、特にこのSVTに言えるのは、いい意味での「レンジの狭さ」なんだと思います。ベースマガジンでも誰かが言ってましたが、上と下の余分な部分が無くて、欲しい帯域だけがバンと出てくれるのがヴィンテージの良さだと。
これは単なる受け売りではなくて、俺も実際に感じたことがあることです。札幌に「161倉庫」というライブハウスがあって、そこの据え置きのベーアンが壊れてしまったことがあったのですが、その時一時期だけ古い型のAmpeg SVT-IIが置いてあったのです。まだグライコが6バンドくらいしかないやつ。
んで、それが、すんげー良かった。
何もしないでも、欲しい音がそのまま出てくる。ベースのおいしいアタック感とローはきっちりと出て、それでいて余分なものがない。「何も足さない、何も引かない」という感じ。
んで、その後しばらくして楽器屋で現行モデルのSVT-II Proを試奏してみたのですが、何か全然ピンと来なかったのですよ。何か全体的にぼわっと広がる感じで、芯がない。俺の音作りが下手なせいかもしれませんけど。
現代において、スラップなどの奏法や音楽ジャンルなども多様化してきて、それに合わせてベーアンの出せるレンジもより広いものが求められるようになってきたのは必然とも言えるでしょうが、例えばロックにおいてバカでかいディストーションギターとラウドなロック・ドラムの間を縫うような使いかたをするのであれば、そんなに上から下までまんべんなく出る必要はないんですよね。むしろ余計とも言える。そんな使い方に非常にマッチしているからこそ、ヴィンテージSVTは重宝されるのであって、リイシューするにあたって重要なところはやはりそこではないかと思うのです。

ともあれ、要注目の製品であることには間違いないです。日本に入ってきたら試奏してみたいなぁ。
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この記事へのコメント
ナオキサン久しぶり。元気?
レンジの狭さはその通りだと思います。
リイシュー版も気になるとこですな。
是非買ってください!
Posted by イワサキ at 2006.03.03 12:31 | 編集
岩崎さんどうもですー、バンドの調子はどうですか?
何かこの商品は、アンペグの「ついに出した必殺技」みたいな気がして気になってたんすよ。
しかし買えませんし、運べません(w
一体何キロあるんだろ…。
Posted by なおき at 2006.03.04 00:01 | 編集
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