2012.06.28

ViViD『INFINITY』

おいらが現在注目しているギタリスト零乃くん所属のViViD。
シングル5枚も出してからようやっとのメジャー初アルバム。
色んな意味で「初々しい」一枚になっております。


INFINITY(初回生産限定盤)(DVD付)INFINITY(初回生産限定盤)(DVD付)
(2012/06/27)
ViViD

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アレンジャーが付きつつも若干無駄に思えるアレンジが多いあたりに
自分たちの主張とアレンジャーの主張の衝突の結果の
半端な落とし所が見えたり。

メジャー一発目にしてインスト入れてキッズを虜にしちまおうぜ!
と意気込んで曲作りに挑んだものの
本当はSIAMやSTEVE VAI系の技巧派ナンバーにしたいんだけど
このバンドでやる意味も他メンバーの技量もあまりないので
微妙なところに落ち着いちゃった零乃くんの苦悩が見えたり。

この、もどかしくも微笑ましい「若気至ってます」感。
いいよいいよ、色々試して成長するといいよ。

とはいえ現状だと色々足りないのも確か。
まずは演奏力、特にリズム隊の弱さ。
ドラムは小技はちょいちょいできるけど基本的なビートが弱いし、
ベースは粒が揃わないしヨレ感もあり。
インストの「explosion」聴いてると顕著にそれが感じられます。
ただの8ビートが気持ち良くない。
SIAM SHADEの「Triptych」って何て気持ちいい8ビートなんだろう!
って改めて思いました。

あとは作曲面。
自分たちの音楽を「ミクスチャーロック」と呼ぶ彼らですが
ちょろんとラップ入れただけでミクスチャーでございっていうのそろそろ止めません?
ミクスチャーってジャンルがそもそもよく分からない俺ですが、
ミックスするからには元ネタが色々ないといけないし、
それをやるには彼らの引き出しが少なすぎる気がします。
相変わらず個性が弱いように思えるのはその辺が原因かも。
各人が持ちネタを増やして、それをミックスする段階で起きた化学反応を
これから先の彼らの個性にしていくべきじゃないかなぁ。
彼らってフレッシュでイケメンで、会社から求められる役割は
「分かりやすく売れる曲」を出すことだろうし
そんな中で個性を出していくのは至難の業なんでしょうけどね。

とまあ、色々文句ばっか書きましたが
何だかんだで期待してるんですよ。
いいもんもいっぱい持ってるの分かるし。
多分次のアルバムも買います。
戦隊やライダーの役者の成長を一年間で楽しむみたいに。
長く付き合って行きたいバンドなのです。

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