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2013.09.12

Florsheim Imperial スーパースペシャル


P1010015.jpg


さて、本日も至極のスペシャルをご紹介。

アメリカ靴史上にその名を燦然と輝かせる

名門中の名門“Florsheim”。

さらにその中の上級ライン“Imperial”。

その発足は57年頃と言われていますが、

現在市場に出回るのは殆どが70年代以降のモノ。

そんな“Imperial”の、僅少な“60年代”。

さらに・・・奇跡の“デッドストック”。

しかもその仕様たるや・・・。

垂涎。

驚愕。

悶絶。

“黒の内羽根パンチドキャップトゥ”が入荷です。


(今回のナオキノコラムは
京都の古着屋さん「CAPRi」のブログ風でお送りしているため
ドヤ顔表現が頻発することをご了承、ご容赦下さい)



続きは・・・以下。


P1010034.jpg


64年頃のモノでしょうか。

“Imperial”と言えば“Kenmoor”に代表される

“ロングウイングチップ”、“プレーントゥ”、“Uチップ”、

あるいは“フルブローグ”、“タッセルローファー”、

“ストラップブーツ”等の仕様は高い頻度で発見されます。

60年代頃だと“アリゲーター”の靴なども存在しますが、

いずれにも共通して言えることは、

どれも“カジュアル寄り”の仕様であるということ。

この“パンチドキャップトゥ”のような、

“フォーマル”な仕様のモノは極々僅少種


P1010014.jpg


60年代頃の限られたモデルにしか付属しない、

このヒールの“トップピース”・・・。

既に悶絶の方、多数のこととお察し致します。


P1010043.jpg


驚愕なまでに細かく入ったアッパーステッチは、

箇所によっては“トリプルステッチ”のところも・・・。

生産効率重視の現代においては、まず有り得ない仕様。


P1010046.jpg


ホールド感を約束するヒールの丸み。

これもまた、生産効率を考えればまず避けて通る仕様・・・。

このような丸みのあるヒールは木型が抜き辛く、

非効率的であるために、近年の量産靴ではまず見られません。


P1010013.jpg


そしてこの革の表情たるや・・・。

原料となる牛の“生育環境”、“飼料”、

なめし加工における“環境問題”との兼ね合い等・・・。

当時だからこそ生産可能であり、

現代においては幻とも呼べる素材。


IMG_0809.jpg


サイズも悶絶、何と奇跡の“9E”。


P1010041.jpg


垂涎のアウトソール。

すり減らしてしまうのが惜しくなるハンドラブドの模様。

スペードソールの如き、ボールジョイントから踏まずへの妖艶なライン。

踏まずは綺麗に面取りがなされ、シャンクの盛り上がりとも相まって

さながらベベルドウエストのような上品さ。

各部における、硬化や劣化、及びパーツ交換等も一切ナシ。

嘘ンゴ
履いてみて分かったけど
トップピースのゴム硬化してたンゴ



P1010009.jpg


ご覧下さい。
この迫力の佇まい。(ドヤァァァ


見る者、履く者をひれ伏させる、この圧倒的な存在感。


IMG_0154.jpg


名門中の名門における極々僅少種にして、王道。

今後、同様の逸品はなかなか見つからないのではないでしょうか。

“ある程度モノを見てきた”、“ある程度モノを買ってきた”

そんな世代の皆様方に

歴史を纏った本物を


見せるだけです。売りません。私物ですから。
お電話やメールでのお問い合わせには一切応じかねます。



はぁ~…
どうでしたか皆さん。

ムカつきましたか?

というわけで、一度やってみたかったあのお店の文体。
他人の文体真似るってすっげぇ疲れるね…
CAPRiさんごめんなさい。
こっからは通常営業に戻ります。

これね、SUPER8SHOESさんのブログで見た時は
そりゃもうびっくりしたもんです。
前述の通り、通常ラインならともかく
インペリアルでパンチドキャップトゥってマジでないんですよ。
しかもそれが俺の履けるサイズだなんて。
当然のごとくTSUNAMIのような物欲が押し寄せてきたわけですが
まあ案の定相当高いし、
第一こんな貴重なもん俺なんかが買っていいもんか、
とか思い悩み、最初は諦めようとしたんです。
ただでさえこの手のショップでは超有名店であるSUPER8さん、
人気の品はうpされた瞬間ハケてしまうこともザラ。
ましてやこんな貴重なもの、こうやってウジウジしてるうちに売れてくだろうと。
諦めたつもりで、毎日ちょこちょことチェックをしていると。

意外と、売れねえ。

おいおい、勘弁してくれよ…
こいつの価値を分かる奴はこの広大なネット社会でそんなに少数なのか?
その少数の奴が、未だこの商品に辿り着けてないのなら…
この俺が、買っちまうぜ?

というわけで、生涯の勝負靴にする覚悟で購入したわけです。
黒の内羽根ストレートチップはフォーマルの基本。
(本当はブローグ(穴飾り)がない方がよりフォーマルなんですが)
こういうの持ってなかったし、一生使えるならいいもん買おうってことで。

店主のホリさんとメールでやりとりして、
サイズはほぼジャストだろうってことで購入したわけですが
やはりEウィズってのが災いしてか、俺の骨格に問題があるのか
くるぶしがどうも当たって歩きづらい。
サイズに若干の余裕もあるし、こりゃインソールだなということで
お馴染み円山のÂnonさんとこ行って、インソールを作ってもらいました。
何も言わなくとも、元々貼ってある「Imperial Quality」のインソックを
剥がしてインソールに貼り直して加工してくれるあたり、
本当に「分かってる」リペア屋さんです。

そして、こういう靴はちゃんと光らせて履かねばならんということで
丁度地下歩行空間で行われていた「Shoe Polish Bar」に赴き
わざわざ東京から来て下さっていたBrift Hの職人さんに
トゥとヒールを光らせてもらいました。
その時の様子がこちら。


IMG_0796.jpg IMG_0797.jpg


画像は札幌の靴工房cagraさんのブログから拝借しました。
樋口さん有難うございます。
たまたま来ていた地元の女性カメラマンさんが撮影したものですが
やっぱプロの写真は違いますなぁ…
この輝き、エロすぎでしょう…。
そしてこの靴、騒がれる騒がれる。
あんまりすげえすげえ言われるもんだから
何か俺いたたまれなくなっちまいましたよ。
俺なんかがこんなの持ってて本当すいません…。

「Shoe Polish Bar」は札幌の専門店さんの有志による靴磨きイベントで
地下歩行空間などで不定期に行われていて、
お洒落な雰囲気で素晴らしいクオリティに仕上げてくれるので
見かけたら手持ちのくたびれた靴を持ち込んでみてはいかがでしょうか。
見違えますよ。

そんなこんなで「俺仕様」に仕上がったこの靴、
先日の南部家ウェディングでデビューとなったわけです。
折しも毎日雨ばっか降り続いていた時期で不安でしたが、
幸いさほど雨にも当たらず、二次会パーティでステージに立った
俺の気持ちも盛り上げてくれました。

これからも重要なイベントには必ずこれの登板となることでしょう。
そのためにも、まずは俺自身の価値をもっと高めていかないとな~。
この靴に恥じないように。


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