2014.09.07

古靴小ネタ その5 ~HERITAGEの表記編~

前回に引き続きFrench Shriner HERITAGEの話題。
前回でこのシリーズにはライナー表記が手書きとプリントと
二種類あるという話をしましたが、
検索で出てきた靴でさらに違うものを見つけましたので
小ネタとしてご紹介致します。


riz01.jpg


HERITAGEシリーズのリザード革の靴。
これのライナー表記なのですが


riz07.jpg


普通のコンビネーションラストの表記になった!


614641088_o.jpg fhr08.jpg


これまでに見たこの二種類のライナー表記ですが、

上段:【サイズ】【ウィズ(3段表記)】【6桁の数字】【1or2桁の数字】
下段:【アルファベット1文字+2桁の数字】【4桁の数字】

という内容自体は一緒でした。
(上段の右端の数字は上の写真では1桁のものしかありませんが
europeanblendさんの手書きAVENUEは2桁です)
しかし、今回見つかった表記はコンビネーションラスト表記の他に
・上段の6桁の数字が5桁に減っている
・下段の4桁の数字がアルファベット1文字+3桁の数字に変わっている
という違いがあります。


noti2.jpg noti1.jpg


そこから時代が下るとまた上は6桁だったり5桁だったりで
ブレがあるので、大して厳密なものではないのかも知れませんが…


$(KGrHqZ,!lYE-dW6LJt)BP-fkO,Gjg~~60_57


コンビネーションラストっぽいもので新しめのものは
こんなのしか出てきませんでした。
こうなるともうよう分からん。

ともあれ、ウィズの3段表記はUrner期から使用されているので
流れ的に今回の普通のコンビネーションラスト表記のものは
より新しい時代のものになるかと思われます。
順番としては
手書き3段→プリント3段→プリント普通
という感じでしょうか。
プリント3段時代にたまたまコンビネーションラストを採用したのが
今回のリザード靴で、同時期に混在していたという可能性も
捨て切れませんけどね。

データの非常に少ないFrench Shriner HERITAGE、
こんな情報でも考証の足しになれば幸いでございます。

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