2017.02.14

甘酒野郎

近年、女性を中心に甘酒ブームが叫ばれていますね。
飲む点滴と呼ばれ、高い栄養価と美容効果に注目が集まっているらしいです。

そんな最中、この俺も最近甘酒にハマってきております。
とは言っても、別にキレイになりたいとかそういうわけではありません。
きっかけは、今シーズンのあまりにキビシイ冷え込み。
現在はピークが過ぎた感がありますが、
一時期は本当に辛くて、何か身体を中から温めるものを欲していたのでした。
そんな時に思い出したのが、日本の伝統飲料たる甘酒。
森永の甘酒のCMを見るたびに、あったまりそうだなぁという
思いを抱いている人は少なくないはず。

しかしながら、俺は大昔の子供の頃の記憶から
何となく甘酒には苦手意識があったのです。
理由は、あの酒粕独特のクセ。
事実、改めてこの歳になってセイコーマートブランドの甘酒を飲んでみても
「やっぱりこれ苦手だなぁ…」という思いは消えませんでした。

しかしその後調べてみると、甘酒には二種類あることが分かりまして。
一つは酒粕に砂糖を加えて作る甘酒。
もう一つは米を米麹で糖化させて作る甘酒。

米麹の甘酒はクセが無く、自然な甘みで飲みやすい。
近所のスーパーにマルコメの米麹の甘酒が売っており
それは非常に飲みやすく滋味深いものでありました。





結局酒粕の甘酒への苦手意識は消えていませんが
食べ物の好き嫌いが少ないことを誇りとしている自分にとって
甘酒が飲めるようになったという事実はそれなりに嬉しいもの。

そしてこの米麹の甘酒に惹かれる理由はもう一つあり、それは
「砂糖を使わずに甘さを出す」という技術への興味です。
小さな頃読んだ理科や科学系の本にはよく
「ごはんをよく噛んでいると甘くなってくる」みたいな記述がありましたよね。
この甘酒も原理としては一緒で、
米のでんぷんを米麹のアミラーゼで糖化させて麦芽糖にするというもの。
昔から理科の実験的なものが好きだった俺は
「これ砂糖入れてねぇんだ!」みたいな単純な感動が甘酒にはあるわけです。

さてこの甘酒、買って飲むのもいいけど、正直高い…
んで、俺の認識する甘酒というのは昔から家庭で作るもの。
というわけで、俺も麹で米を甘くしてぇ!
という共感を得づらいであろう情熱の元、
甘酒を手作りしてみることにしました。

取りいだしたるはこちらの「みやここうじ」。
別にどこの麹でもいいんでしょうが、近所のアークスで売ってたのがこれ。
ていうかこれから紹介するレシピはこの袋の裏に書いてますんで
この先読まなくてもいいです(笑)
一袋200g入り。


繝輔ぃ繧、繝ォ_002


まずは米1合に、3合分の水を加えて
炊飯器のおかゆモードでおかゆを作ります。


繝輔ぃ繧、繝ォ_000  繝輔ぃ繧、繝ォ_001


これを55~60℃に冷まします。
ここが難しいと思われる方も多いとは思いますが
指を3~4秒入れて「あちっ」となるくらい、という
アバウトな温度調整で今んとこ失敗はしていないので
そんなもんで大丈夫です。
麹をほぐし、ボウルなどの別容器で全部どばーっと混ぜ込みます。


繝輔ぃ繧、繝ォ_003


んで、同じくらいの温度のお湯を炊飯器の釜に入れて
そこに容器を浮かべ湯煎にした状態で
炊飯器の「保温」にセットし、蓋は閉めずに
濡れ布巾(俺はタオルですが)をかけます。


繝輔ぃ繧、繝ォ_004 繝輔ぃ繧、繝ォ_005



このまま途中で1~2回かき混ぜつつ
10時間ほど放置すればできあがり。
2時間経過したもの。
もう分解が進んでますね。


繝輔ぃ繧、繝ォ_006


完成品。


繝輔ぃ繧、繝ォ_007


後は飲みやすい濃さに水で薄めて
塩をひとつまみ入れたり、お好みで生姜風味にしたりしてお飲み下さい。
レンジで温める場合は吹きこぼれに注意。
ミキサーにかけてサラサラにするのもアリです。
俺は持ってないのでやってませんが。


繝輔ぃ繧、繝ォ_008



正直めんどくさいし、
電気代も加味するとめちゃくちゃお得とは言い難いですが
「これ、売れんじゃね?俺って職人じゃね?」
くらいに美味しい甘酒ができるので、
一度くらいはやってみるのをオススメします。


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